アンコウの七つ道具とは何ですか?
アンコウの可食部を大きく7つに分けた時の表現です。
肉(柳身)
3枚におろした身の部分。プリッとした食感と上品な味が特徴の白身。
肝
あん肝です。クリーミーな味わい。しっとり仕上げるとご存知の通りものすごくうまい高級珍味です。とも和えなど、料理の幅は広いですね。
水袋
胃袋。つるし切りの際はここにたっぷり水がたまることから。
布
卵巣のこと。流通しているアンコウはすべてメスなので、基本的には必ず入っています。
エラ
エラ。これを食べる魚は珍しいです。
しっかりと洗浄と血抜き処理をしてお使いください。揚げがおすすめです。
ひれ
ゼラチン質とこりこりした食感がおいしい。霜降りして根元から骨を抜いておくと、とても食べやすくなります。
皮
プルっとしたゼラチン質でうまい。アンコウ鍋では主役級の部位。
他の魚にはない特徴的な食感が贅沢です。